お問合せサイトマップHOME

社団法人大田市医師会タイトルバナ

 

大田市内の病院を探す

病医院検索

地域から調べる

50音順で調べる

診療科で調べる

 

大田市医師会について

医師会概要

代表あいさつ

医師会活動

 

お役立ち医療・健康情報集

感染症情報

定期健診・予防接種

介護・福祉

乳幼児・母子保健

その他

大田准看護学校

個人情報保護方針

最新情報一覧

リンク集


一般社団法人
大田市医師会

〒694-0064

島根県大田市大田町大田ハ165

TEL 0854-82-1080

FAX 0854-82-7610

お役立ち医療・健康情報集

感染症情報

 

【ノロウイルス感染症の対応と予防】

 

毎年11月頃から翌4月頃にかけて、ノロウイルス感染を原因とする下痢や嘔吐が発生します。特に保育園、幼稚園、小学校等集団生活を送っている施設では、ヒトからヒトへ感染し拡がっていきます。

 

顕微鏡で見たノロウイルスノロウイルス感染症は、主に牡蠣(かき)などの二枚貝の生食による食中毒が有名ですが、施設内におけるヒトからヒトへの感染力はきわめて強く、食習慣の問題もあって流行を阻止するのはきわめて難しいのです。

 

人によっては感染しても発病せずに(不顕性感染)、ノロウイルスを便から排出している場合もあり、おとなが知らず知らずのうちに子供に感染させていることもあります。その流行を少しでも食い止めるためには、感染症の症状・治療法、予防法を知ること。また、各家庭における注意が必要です。

 

■ノロウイルスの症状■

主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢で1日数回、ひどい時には10回以上の時もあります。通常はあまり高熱になることもなく、便に血液が混じるようなこともありません。

 

感染してから発病するまでの、いわゆる潜伏期間は、短くて数時間ですが平均すると1〜2日程度。

症状の持続する期間も、数時間〜2日程度と比較的短期間です。もともと他の病気があったり体力が著しく低下しているようなことがなければ、重症になって長引くようなことはありません。

 

ただ、ごくまれに嘔吐したものが喉に詰まって窒息する恐れがありますので、小さいお子さんや高齢者の場合は注意が必要です。

 

■治療法■

特効薬は特になく、症状の持続時間も短いのでその間脱水症状にならないように水分の補給を心がけてください。症状によっては病院で点滴を受けましょう。抗生物質は効果がなくノロウイルスの場合は逆効果になることもあるので、吐き気止めや整腸剤などの薬を使用するのが良いでしょう。下痢止めは最初から用いるべきではなく、様子を見てひどい場合は投与します。

 

■予防法■

ノロウイルスにはワクチンはありません。ヒトからヒトへの感染も特に幼児や高齢者が多く感染を食い止めることも容易ではありません。もっとも効果的な予防法としては、流水・石鹸による手洗いです。以下のことを守って感染を防ぎましょう。

 

1.帰宅時、調理や食事の前後には、家族全員が必ず流水・石鹸による手洗いをしましょう。

2.貝類をその内臓を含んだままの生食は避けましょう。十分に加熱調理することが無難です。

3.貝類を調理したまな板や包丁はすぐに熱湯消毒すること。

4.嘔吐や下痢の処理をする場合は、処理にあたる人以外は3m以上遠ざかってもらうこと。

5.処理にあたる人は、手袋やマスクを着用し汚物を雑巾やタオルなどでしっかりと拭き取ります。

6.処理に使用した雑巾やタオルはビニール袋に入れて密封し、捨てることをお勧めします。

7.その後、嘔吐物や下痢便のあった場所を塩素系消毒剤で広めに消毒します。

8.嘔吐物や下痢便などで汚れた衣服も大きな感染源となります。洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと洗濯槽内や他の衣類にウイルスが付着して感染しますので、マスクと手袋をした上でバケツやたらいなどで水洗いし、塩素系消毒剤で消毒してください。その後は洗濯機で洗っても構いません。水洗いに使用したバケツやたらいも消毒を忘れずに。

 

■注意点■

次亜塩素酸系消毒剤を使って、手指等の消毒をすることは絶対にやめましょう。

 

ページの上に戻る


【インフルエンザの対応と予防】

 

インフルエンザは、原因となっているインフルエンザウイルスの抗原性の違いから、A型、B型、C型に大きく分類されます。A型はさらに、ウイルスの表面にある赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という、2つの糖蛋白の抗原性の違いにより亜型に分類されます。いわゆるA/ソ連型、A/香港型と呼ばれるのは、この亜型のことです。

 

最近は、毎年A/H1N1(ソ連型)とA/H3N2(香港型)の2種類のA型インフルエンザとB型インフルエンザの3種類のウイルスが、時にはほぼ単独で、あるいはいくつかが混合して流行してきました。昨シーズンは、平年並みに年末から流行が始まり、1月下旬にピークに達しました。流行前半はA/H3N2(香港型)が主流でしたが中頃から後半にかけては、A/H1N1(ソ連型)が、後半になってからはB型が多く見られました。

 

マスク今シーズンに関しては、昨シーズンの世界における患者分離株の分析と、南半球での流行状況も考慮して、A/H1N1(ソ連型)は昨シーズンと同種類の株が、A/H3N2(香港型)とB型は異なる系統株が流行する可能性が高いと見られています。今年のワクチンには、A/H1N1(ソ連型)のニューカレドニア株、A/H3N2(香港型)としてウィスコンシン株に対応できる広島株、B型のマレーシア株(ビクトリア系統株に対応できる)を混合したものが用意されました。

 

全国の流行や検出の現状は、地域の感染症情報センター、保健所や国立感染症研究所のホームページで知ることができます。

 

>>国立感染症研究所 感染症情報センター

>>厚生労働省 感染症情報

>>FORTH 海外渡航者の為の感染症情報

 

ページの上に戻る

 

■インフルエンザの症状■

一般的に普通の風邪とインフルエンザを混同しがちですが、普通の風邪は、喉の痛み、鼻水、くしゃみや咳などが中心で全身に症状が現れることはありません。発熱もインフルエンザほど高くなく重症化することはありません。

 

一方インフルエンザの場合は、前述の普通の風邪の症状も見られますが、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く表れます。また、気管支炎、肺炎、中耳炎、熱性けいれんなどの症状も併発し、重症化することもインフルエンザの特徴といえます。最悪の場合には死に至ることもあり、近年では小児がインフルエンザから急性脳症を引き起こして死亡するといったケースもあり問題視されています。

 

インフルエンザは、基本的に流行性疾患で、わが国では例年11月〜4月に流行してきましたが、一旦流行が始まると、短期間に乳幼児から高齢者までの膨大な人数が感染するという点、インフルエンザが蔓延した年は、高齢者の冬季死亡率が例年より高くなるという点から、特に注意が必要なのです。

 

■治療法と感染予防対策■

単なる風邪だと軽く考えないで、早めに医療機関を受診し、医師の指示に従って治療に専念しましょう。また、安静にして、十分な休養と睡眠をとるようにしましょう。

 

水分を十分に補給しましょう。お茶、ジュース、スープなど、飲みたいもので結構です。室内は適度な湿度を保つよう加湿器を利用しましょう。

 

一般的にインフルエンザウイルスに感染して、症状が出てから3〜日間はウイルスを排出するといわれています。健康な成人では、インフルエンザは通常2〜3日で熱が下がりますので、熱が下がっても一両日は感染する可能性があります。したがって、症状が出てから3〜7日間は人の多く集まる場所には出かけないようにしましょう。

 

さらに、咳やくしゃみによる飛沫感染を防ぐ意味でもマスクを着用するようにしましょう。

 

ページの上に戻る

 

■予防法■

インフルエンザ予防の基本は、流行前にワクチン接種を受けることです。インフルエンザにかかった場合の重症化防止の方法として有効と報告されており、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限に食い止めることが期待されます。

 

予防接種このワクチンの効果は、年齢、本人の体調、そのシーズンのインフルエンザの流行株とワクチンに含まれている株の抗原性の合致状況によっても変わりますが、ワクチンの摂取を受けないでインフルエンザにかかった65歳以上の健常な高齢者について、もし摂取していたら約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったと報告されています。

 

特に65歳以上の方や基礎疾患がある方(心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能に障害があり、身の周りの生活を極度に制限される方、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方)では、インフルエンザが重症化しやすいので、かかりつけの医師とよく相談の上、摂取を受けられることをお勧めします。

 

インフルエンザに対するワクチンは個人差がありますが、その効果が表れるまでに通常約2週間程度かかり、約5ヶ月間はその効果が持続するとされています。通常日本のインフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心となりますので、12月上旬までには摂取を済まされることをお勧めします。2回摂取の場合は、2回目は1回目から1〜4週間あけて摂取しますので、1回目をさらに早めに摂取しましょう。

 

インフルエンザの流行には地域性もありますので、お住まいの地域で流行がピークになるまで間に合うか間に合わないか、地域の流行の状況を良く見て判断し、かかりつけの医師とご相談して摂取をしてください。

 

現在、日本で行われているインフルエンザのワクチン接種に使用するインフルエンザHAワクチンについては、平成12年7月から薬事法上の用法・用量が以下のようになりました。

 

ページの上に戻る

 

年齢群

摂取用量・方法

接種間隔・回数

13歳以上

0.5mlを皮下

1回またはおよそ1〜4週間(免疫効果を考慮すると4週間おくことが望ましい)の間隔をおいて2回接種

6〜13歳未満

0.3mlを皮下

およそ1〜4週間(免疫効果を考慮すると4週間おくことが望ましい)の間隔をおいて2回接種

1〜6歳未満

0.2mlを皮下

1歳未満

0.1mlを皮下


インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳(せき)、くしゃみ、唾(つば)などの飛沫と共に放出されたウイルスを、鼻腔や気管など気道に吸入することによって感染します。(飛沫感染と呼ばれています)。インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や慢性疾患を持っている人や、疲れていたり、睡眠不足の人は、人ごみや繁華街への外出を控えましょう。

 

空気が乾燥すると、インフルエンザにかかりやすくなります。喉の粘膜の防御機能が低下するためですので、外出時にはマスクを着用し、室内では加湿器などを使って適当な湿度を保ちましょう。

 

また、インフルエンザ流行時には、特に心がけて十分な休養をとり、体力や抵抗力を高め、日ごろからバランス良く栄養を摂取ことも大切です。一般の感染症の予防としても効果的な、帰宅時のうがいや手洗いなども心がけましょう。

 

■注意点■

風邪の症状があって熱があるとき、解熱剤を使用する方がありますが、その中でもインフルエンザにかかっているときには使用を避けなければならないものがあります。特に15歳未満の子供への使用は避けるように厚生労働省からの資料も出されています。

 

代表的なものがアスピリンなどのサリチル酸解熱鎮痛薬、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸です。他の人に処方された薬はもちろん、たとえ本人のものであっても別の受診時に処方されて残っていた薬の使用は避けるべきです。

 

市販の解熱鎮痛薬の一部にはアスピリンなどのサリチル酸系の解熱鎮痛成分を含んだものもありますので、自己判断せずに、使用時にはかかりつけの医師によく相談してください。

 

 

ページの上に戻る


【SARSと鳥インフルエンザ】

SARSはSARSコロナウイルス、鳥インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、まったく違う病原体によるものですが、初期の症状は、突然の高熱、筋肉痛、全身倦怠感など極めて良く似ており、症状からだけでは区別はつきません。糸口となるのは、患者さんの旅行歴と接触歴です。

 

SARSについては、WHO(世界保健機関)による2003年7月5日の終息宣言後に、3つの実験室内感染事例と、中国広東省から地域内感染が疑われる3例が報告されましたが、それ以降は報告がありません。少なくとも、2002年から2003年にかけて世界流行を起こしたSARSコロナウイルス株の流行については、封じ込めに成功したと考えられています。

 

にわとり鳥インフルエンザに関しては、2003年以来、東南アジアを中心とした地域で鳥の間に鳥インフルエンザが流行しています。2006年10月31日現在、A/H5N1亜型の高原病性鳥インフルエンザが、アジア、アフリカ、中東、ヨーロッパにまたがって定着しつつあり、制圧が困難な状況になっているなか、53カ国において鳥における発生が見られています。そのうち10カ国においてヒトにおける感染例が261例(うち死亡157例)が報告されています。(2007年1月4日現在 WHO報告)

 

日本では、2004年初頭に養鶏場において鳥の間でH5N1ウイルスによるHPAIが流行しましたが、既に制圧されています。また、異なる亜型であるH5N2ウイルス感染の鳥における流行が2005年6月より見られましたが、流行は制圧されており、人の感染発生事例は世界的にも存在しません。

 

鳥インフルエンザウイルスの人への感染については、この病気にかかった鶏と接触して、羽や粉末状になった糞を吸い込んだり、その鶏の糞や内臓に触れた手を介して鼻からウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合、ごくまれにかかることが知られていますが、日本ではこの病気にかかった鶏などが徹底的に処分されており、通常の生活での病気の鳥と接触したり、糞を吸い込んだりすることがあまりないことから、鳥インフルエンザに感染する可能性は極めて低いと考えられます。

 

また、これまで鳥インフルエンザについては、鶏肉や鶏卵を食べることによって、人に感染したという事例の報告はありません。鶏卵を「生」で食べることが健康を損なう恐れがあるとの報告はこれまでにはありませんが、不安な方は過熱することをお勧めします。鶏肉は十分に加熱して食べてください。未加熱または加熱不十分なままで食べることは、食中毒予防の観点からお勧めできません。

 

ページの上に戻る

 

■注意点■

飼っている鳥が死んだからといって、すぐに鳥インフルエンザであると疑うことはありませんが、原因がわからないまま、鳥が連続して死んでしまったという場合には、その鳥に素手で触ったり、土に埋めたりせずに、なるべく早いうちにお近くの獣医師、保健所等にご相談ください。

 

野鳥が死んだ場合には、鳥インフルエンザだけでなく、さまざまな細菌や寄生虫による場合も考えられ、人の身体に感染する危険性もありますので、これを発見した場合は、死亡した鳥を素手で触らずにビニール袋に入れてきちんと封をして廃棄物として処分することも可能です。報告の義務はありませんが、不安な場合には、市町村、獣医師、保健所等にご連絡下さい。

 

>>高病原性鳥インフルエンザのQ&A(動物衛生研究所)

>>鳥インフルエンザのQ&A(国立感染症研究所 感染症情報センター)

 

ページの上に戻る

 

 

 

 

Produced by NEO-LINK