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お役立ち医療・健康情報集

乳幼児・母子保健

子どもの事故を防ごう!

気管支異物・誤飲窒息溺水火傷転倒・転落交通事故熱中症

 

現在、わが国では毎年600人近くの子ども(0〜5歳児)が事故のために亡くなっています。死亡に至らないまでも医療機関を受診するような事故はその数千倍発生していると推定され、これらのうち半分以上は保護者のちょっとした注意で防ぐことが可能だったと考えられています。
子どもは日一日と成長しています。ハイハイから始まり、掴まり立ち、歩き始め、走り、よじ登り、飛び降り、飛び上がるなどさまざまな動きができるようになります。また、周囲にある色々なものに興味を抱くようになります。自分の子どもの発育状態を知り、現在どのようなことができるのかをよく知ることで事故を未然に防ぐことが可能なのです。

子ども

 

【気管支異物・誤飲】
口から飲み込んだ異物が気管の方に入ってしまうのが気管支異物で、消化管に異物が入るのが誤飲です。気管支異物には外から口を経て気管支に入る場合と、一旦胃の中に入ったものが食道を逆流して気管支に入る場合の2種類があります。

乳幼児に多く見られる異物は、乾いた豆類(ピーナツなど)です。食品ですから食道を経て胃に入れば何の問題もないものですが、気管支に入ると呼吸困難や肺炎を起こす可能性があり、放置しておくと死に至ることもありとても危険なのですぐに取り出さなければなりません。

豆類

 

これを防止するためには、3歳未満の乳幼児にはピーナツなどの乾いた豆類、これを含むせんべいやチョコレートは食べさせないようにしましょう。また、仰向けの状態でものを食べたり歩きながら食べるのも危険です。車に乗っているときも急停車する場合があるのでやめるようにしましょう。よくお菓子を放り上げて口でキャッチする食べ方をする人がいますが、これも小さな子どもの前ではしないこと。「お行儀よく食べさせる」ことは躾(しつけ)のひとつですが、事故を防ぐ安全な食べ方という認識をもちましょう。
また、乳幼児は手にしたものを無意識に口、鼻、耳、目など体の孔(あな)に挿入することがあります。おもちゃの部品などのプラスチック片、ビーズ、ボタン、ピン、画鋲(がびょう)、硬貨、薬(カプセル・錠剤・粉末の入った袋)など、身近にあるもので喉や鼻を詰まらせる原因になるものがたくさんありますので、子どもの手の届くところに放置しないように注意が必要です。

 

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【窒息】
窒息は瞬時に発生し、5〜6分間気道が閉塞されると死に至ることがありますので、乳幼児の事故の中でも、重症度が高いものです。前述の気管支異物や誤飲で発生することもありますが、歯がない乳児や、奥歯のない幼児期には噛まずに飲み込んでしまうことがあります。詰まりやすい大きさのものや、噛みきれないような硬いものは5歳くらいまでは避けたほうが安全です。
こんにゃくゼリー、生のにんじん、棒状のセロリ、りんご、ソーセージ、肉片、こんにゃく、ちくわ、ポップコーン、豆類、キャンデー、おせんべい、お餅など、ある程度の大きさや硬さがあるものが窒息の原因になります。したがって、こうした食べ物を乳幼児に与える場合は、食物塊を小さくする、すり潰す、軟らかくするなどの気遣いが必要です。

 

【溺水(できすい)】
浴室年齢が長ずると、川や湖、海での溺死が多くなっていますが、乳幼児の溺水の多くは家庭内で、それも浴室内での事故が最も多いのです。諸外国と比較してもわが国の溺死の死亡率は非常に高く、その理由としては浴室の構造や入浴習慣にあると言われています。洗い場からの浴槽のふちの高さが50cm以下では転落しやすく、残し湯をしている場合などは溺水の可能性が高いと言えます。最近は、快適さを求めるために浴槽のふちの高さはより低くなり、気泡風呂や24時間風呂なども出現し、子どもにとってはますます危険な場所となっている反面、乳幼児が浴室に入らないように工夫をしているという家庭は少なく、まだまだ危険に対する認識が低いのが現状です。
親が目をはなした隙に浴室に入った、風呂場で遊んでいて転倒した、などが多くの原因ですが、実は父母・兄弟と入浴中にも事故は起こっているのです。浴室では、溺水だけではなく、転倒、やけどといった危険もありますので浴室に鍵を掛ける、入り口に感知器を設置して子どもが浴室に一人で出入りできないようにする工夫が必要です。
また、乳幼児は口と鼻をふさぐ少しの水でも溺れます。浴槽だけではなく小さな子どもは洗面器、バケツ、洗濯機、洗面台、水槽などの少量の水でも溺水する可能性がありますので十分に注意しましょう。

 

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【火傷(やけど)】
子どものやけどは、大人に比べ体が小さいため範囲が広くなる上、皮膚が薄いため重い症状になる傾向にあります。子どものやけどの80%は家庭内で起こり、そのうちの半数は台所で起こっています。やけどは行動範囲が広がる1歳児に多く見られ、その原因として多いものは、熱湯や味噌汁、麺類、シチューといった汁物など高温の液体で、続いてアイロンやストーブといった熱源への接触です。

火傷の原因となるもの

生後間もない赤ちゃんの場合は、大人が抱いたままでコーヒーなど熱い飲み物を飲みながらこぼしたり、熱いミルクを飲ませてしまったりすることでやけどをします。自分で動き始めるようになると、前に置かれた容器を手でひっくり返したり、掴まり立ちをするようになるとテーブルの上のものに手を伸ばしたり、テーブルクロスを引っ張るなどして頭から熱い飲み物をかぶったり、電気ポットを誤って押して熱湯が足にかかったりするなど、家の中の熱源はすべてがやけどの原因となります。
最近は、温水器の普及により台所や洗面所、浴室でもすぐに熱湯が出るようになってきており、便利である反面、子どもが簡単に回して熱湯が出ることによってやけどをする可能性も高くなっています。
また、湯たんぽやカイロなどそれほど熱くないものでも、長時間触れていると低温やけどを起こします。皮膚が少し赤くなる程度ですが、皮膚の深いところまでやけどが進行しているので気づいたらすぐに冷やして病院に連れて行きましょう。

 

■やけどの症状

 

やけどの程度

皮膚の外観

症状

すぐ冷やした後の経過

第1度熱傷

赤くなってヒリヒリする

痛い・熱い

数日で治り痕が残らない

第2度熱傷

水ぶくれができたり、
ただれたりする

激痛がつづく

1〜2週間で治り、痕が残らない

第3度熱傷

青白くなる

痛みを感じない

数ヶ月の治療を要し、痕が残る
場合によっては、皮膚移植も必要


 

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【転倒・転落】
小さな子どもはよく転びます。これは平衡感覚が十分に発達していないためです。身長に対して頭が大きくて重いため重心の位置が高いこと、さらに大人に比べ視野が狭いことも関係しています。
乳児では、ベビーベッド、クーハン、ハイチェアなどからの転落、歩行が始まると階段や、段差のあるところで転落する事故が発生します。年齢が長ずるとベランダ、窓などの高所から転落したり、外出先の公園の遊具、エレベーターなどでも転倒・転落事故が起きます。
乳幼児の場合は、室内で転倒した際に、テーブルや家具のとがった部分やガラスで怪我をすることが多いので目をはなさないようにするほか、とがった部分をガードするクッションカバーをつけたり、ガラスに飛散防止フィルムを吹きつけるのも良いでしょう。また、電気のコードなどにつまずいて転ぶこともあるので、コードをなるべく露出しないようにする工夫も必要です。
また、箸や歯ブラシなどをくわえて遊んだり歩いたりしていると、転んだときに口の中を突くと大変危険ですので、とがったものや細長いものを持って歩くことはやめさせます。

 

【交通事故】
交通事故は、そのほとんどが自動車事故であり、事故防止のためには自動車の構造と運転者の行動の両面からの防止策が必要です。子どもの場合、歩行者として事故にあう確立が多いものの、自動車に同情しているときに遭遇する事故によって死亡する例も少なくありません。
子どもを同乗の大人が抱っこしたり、無拘束のままで乗車させている場合、事故の際に車外に飛び出し、重度の怪我を負ったり死亡したりするケースが多いので、子どもの自動車事故の重症度を軽減させるためには、必ず月齢や年齢にあったチャイルドシートを着用しましょう。

 

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【熱中症】
熱中症とは、体の中と外の『あつさ』によって引き起こされる様々な体の不調のことで、体温を調節する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害です。
熱中症というと暑い環境で起こるもの、という概念があるかと思われますが、炎天下の戸外や夏だけに起こる病気ではありません。スポーツや活動中においては、体内の筋肉から大量の熱を発生することや、脱水などの影響により、寒いとされる環境や暖房中の室内でも発生しうるものです。
熱中症は一般に熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病のほぼ4つに分類されます。

 

分類

症状

主な原因

熱失神

めまいがしたり、失神したりする。
皮膚が冷たく、蒼白、湿潤、体温測定で一時的に低いことがある。

高温や直射日光によって血管が拡張し、血圧が下がることによって生じる。

熱けいれん

暑い中での運動や、作業中に起こりやすく、痛みを伴った筋肉のけいれん。
主に手、ふくらはぎ、足、ふとももなどの筋肉に生じる周期的な筋肉の収縮により痛みを生じます。

汗をかくと、水分と一緒に塩分も失われるが、この熱けいれんは血液中の塩分が低くなりすぎて起こる症状。
水分を補給しないで活動を続けたときはもちろん、水分だけを補給したときにも発生しやすい。

熱疲労

めまい、立ちくらみ、脱力、疲労、頭痛、眼のかすみ、筋肉の痛み、吐き気や嘔吐などが起こります。
時には失神したり、意識を失ったりすることもあります。
普通は汗を大量にかいていて、ときに軽い錯乱も生じます。心拍数や呼吸数は上昇し血圧は下がります。

体内の水分や塩分不足、いわゆる脱水症状によるもの。
死に至ることもある熱射病の前段階とも言われ、この段階での対処が重要となる。

熱射病

体温は40℃を超え、汗をかかず、皮膚は赤く熱っぽく乾燥する。
めまい、頭痛、吐き気のほか、高度の意識障害、錯乱、昏睡、全身けいれんなどを伴うこともある。

水分や塩分の不足から体温調節機能が異常をきたした状態。そのままでは死に至ることもある。
極めて緊急に対処し、救急車を手配する必要がある。


 

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特に生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節が未熟なため、暑い時期には体温が簡単に上昇します。直射日光にさらされたり、車の中など締め切った場所で寝ていると、汗や呼吸から水分が急激に出て行き、脱水症状などを起こすこともあります。しかしながら、ショッピング街やパチンコ店の駐車場の乗用車の中に乳幼児を置いたままにしておく親が後を絶ちません。日陰に置いたつもりでも太陽の向きが変わって車内温度が急激に上昇することがあります。短時間ですむ用事であっても車を離れるときは、赤ちゃんも一緒に連れて行きましょう。

 

※次回は、家庭でできる応急手当について特集しますのでお楽しみに。

 

【乳幼児・母子保健に関する情報】

>>すこやか親子21公式ホームページ

>>ウィメンズパーク(0〜6ヶ月ママの心配事 日本最大級女性口コミサイト)

>>ベビカム(妊娠・出産・育児の応援サイト)

>>子供の安全ネットワークジャパン

>>子育てインフォ

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